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趣味の子育てと桐島洋子さん

年齢を経て出産、子育てをするということ

 

私は長女を30歳で出産、長男をその11年後の41歳で出産しました。

当然ですが30代のはじめての出産と40代の二回目の出産は体も気持ちも全然違うので、今回はそのことについて書いていきたいと思います。

 

高齢出産のメリット

・落ち着いて子育てができる

・前回の子育て経験を活かすことができる

・お金をかけることができる

 

高齢出産のデメリット

・体力がない

・年齢が離れすぎているのでママ友ができにくい、涙

・キャラ弁など、流行に乗れない(ごめん、、)

 

といったところでしょうか。

 

長女の場合は、はじめての子育て、ということもあり周りの意見に左右されながら必死で子育てをしてきました。その当時の私に、次の子は家でエアビーやりながらいろいろな国の外国人と接して、海外の保育園にもいれられてhalloweenに参加したりしてるよ、なんていうとまるで未知の国の出来事のように聞こえたと思います。

 

その様子はこの動画から

 

 

それぐらい、大事に大事に育ててきました。また30代で若く、体力もあったので必要もなく食事にこだわったり、一日に2時間は日光に当てるために外出、とかどこかで読んだ知識を総動員してがんばり過ぎていたように思います。

 

しかし年齢もいってこの年になり、ある程度手を抜いても子供は勝手に育つと知ってからは気持ちにゆとりがでて、ゆっくりと子育てに向き合うことができます。

 

と同時に、この時期にこんな経験をさせたら将来どんな風に役立つだろう、とかどんな影響がでるだろうとかやや実験のようなこともやってみたくなりました。

 

特に英語教育や、人との触れ合いによって性格に及ぼすよい影響を人生の一番脳の柔らかい時期にインプットすることはきっとよいことなんだろうと信じています。

 

このような意識を持って行動すると、先人にはものすごい人がいるなと驚かずにはおれません。その一人に、作家の桐島洋子さんがいます。

 

 

この、渚と澪と舵という本は、当時シングルマザーの桐島さんが、子どもたちと過ごすために仕事を中断し、アメリカの大自然に渡ってそこで半年暮らしたというエッセイです。

今の時代でもシングルマザーで子供を三人連れてここまでできる人は少ないと思います。それを、1ドル300円以上した時代に経済、期間、場所、全てのことをたった一人で計画し、アメリカで子育てをするなんて想像の上をいっていて、生身の人間とは思えません。。

 

この本には想像力あふれて強く生きる桐島さんの他に、子どもたちのクリスマスプレゼントをしこんできる真夜中に電力が急に止まり、大雪の中気温が急激に下がって子どもたちの命の危険を感じ、恐怖に震えた、などサバイバルな様子も描かれていて読んでいるこちらも心臓がとまりそうになってしまいます。

 

この渚と澪と舵は、子どもたちのセカンドネームで、海好きな桐島さんが選んだそうです。この子供たちは、のちに女優となる桐島かれんさん、エッセイストのノエルさん、写真家のローランドさんです。

 

 

桐島さんの破天荒な生き方が、のちに豊かで自由な人生を生きる子育てにつながっていると信じて、私もどんどん子どもたちを新しい世界へ、体力の続くかぎり連れていこうと思っています。

 

桐島洋子さんについてもっと詳しく書いた記事はこちら

 

 

 

 

 

 

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