はるのやでの個展「こそこそばなし」
「こそこそばなし」個展を終えて

先月になりますが、
「こそこそばなし」おかもとかなこ個展が無事に終了しました。

はるのやでの個展は今回で2回目です。
住宅街のわかりにくい場所にもかかわらず、DMやInstagramを見て来てくださる方がたくさんいて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

展示3日前、家族全員ゾンビになる

実は展示の3日前、家族で胃腸炎になってしまい、息子は入院するほどの大惨事が発生していました。
こんなにがんばって準備したのに!!
悔しいし、しんどいし、家族は全員ゾンビ状態。
夫は息子に付き添って入院しているし、私は頭の中が何がなんだかわからないくらい混乱していました。
混乱の中で予約した「神サービス」

そんな混乱の最中、なぜか私は家事お掃除サービスを翌日に予約していました。
私は普段、だいたい「寝たらなおる」「朝になったら元気になっている」というポジティブ思考の持ち主なのですが、今回だけは「寝ても明日もきっとゾンビだ」という確信がありました。
そして翌朝。
起きたら本当にお掃除の方が来てくれて、これほど「前日の自分は正しいことをした」と思ったことはありません。
いつもなら息を吸うように毎日している掃除や洗濯も、病気のときは大きな壁のように重く感じてしまう。
それが一瞬で片付いてしまうお掃除サービスのすごさ。

どこもかしこもピカピカなのに
「まだ時間が余っています。他にすることはありませんか?」
と笑顔で聞いてくださる姿に、思わず涙が出そうになりました。
東京は寂しい街だ、という人がよくいます。
確かにビジネスの街なので人々はクールでシビアな面もありますが、こういうサービスを気軽に受けられるのは東京のいいところだなと思いました。
……あれ、なんの話でしたっけ。
搬入を救ってくれた親友

というわけで私は搬入する力もなく途方に暮れていたのですが、親友のムラタハリコちゃんが、ひょいひょいひょいっと慣れた手つきで、しかも愛をこめて会場設営をしてくれました。
ハリコちゃんとは二十年来のイラストレーター友達で、茶飲み仲間。
電話をつなぎながらお互い作業することもよくあります。

私がKLに行ってからも、もしかすると一番話している友達かもしれません。
ただ、性格は全然違うので
「もしグループ展なんてしたら絶対に大げんかになるよね。だからやめておこうね」
と、あらかじめ線を引かれています(笑)。
私はやってみたいんだけど、彼女はかなりの完璧主義なので絶対無理なんです。
感謝感激あめあられ。
私はもう彼女の方向に足を向けて寝ることはないでしょう。
持つべきものはハリコちゃんです。
人気だった「似顔絵BOOTH」

今回人気だった「似顔絵BOOTH」は、海外のイラストレーターがよくやっているのを見て、ずっとやってみたいと思っていた企画でした。
展示当日の朝5時に起きて、最後の力を振り絞って作ったものです。

ねこちゃんコインを入れると似顔絵が出てくる、という仕掛けも楽しんでもらえて、作った甲斐がありました。
子どもが楽しめる展示をつくりたい

次回も、みんなが喜ぶ仕掛けをすでにいろいろ考えています。
やっぱり私は子どもが喜んでくれるのが大好き。
子どもが、絵だけ飾ってある展示に来て楽しいわけがないですよね。子供も大人も楽しめる展示にしていきたいです。
次回への反省とこれから

しかし次回への反省点もすでにいくつかあり、改善と新しい取り組みをしていきたいと思っています。
今回のために、
DM、Zine、ポストカード、ねこちゃん顔図鑑シールなど、素敵なグッズをたくさん作ってくれたのはFASONIデザインの田代さんです。
こちらの紹介はまた今度!

展示まで足を運んでくださった方も、気にかけてくださったかたも本当にありがとうございました。
2026年3月 岡本かな子
