「お家に住んでるアメリカ人の女の子と僕」の育児漫画
「お家に2年住んでるアメリカ人の女の子と僕」の育児漫画
家主滞在型の民泊をはじめた理由
私は2014年頃からAirbnbのサービスを使って民泊をしています。
当時シングルマザーになってしまった私と5歳の娘とではじめました。普通のお家でも娘とぽつんと二人で暮らしているとただただ広く感じ、元気な旅行者がやってきてくれて、エネルギーの循環がよくなる家になるといいなぁと思いはじめました。
はじめてみると私の予想通り、おもしろい人がたくさんやってきました。
みなさん私のことをレビューに書いてくれるので、昔から知ってるかのような人がやってきてくれてそれはそれは楽しかったです。
当時ゲストは必ずお土産を持ってくるという暗黙のルールみたいなのがあって、それはほとんど娘へのプレゼントでした。
世界各国から届く素敵な贈り物、それはおもちゃだったり絵本だったりお菓子だったりいろいろなのですが、娘はいちいち驚喜し、私達はどこにも行かないのに世界各地を旅行したような気持ちになれました。
離婚という人生最大のハプニングによって気分が落ち込んでいた私も、次々とやってくる元気で愉快な旅行者たちでだんだんと気持ちも回復してきました。
元気な旅行者たち
「YOUは何しに日本へ」、じゃないですけど旅行者たちってこっちからすればそうとうつまらなくてどうでもいいことに全身全霊の情熱をかけていて素敵でした。
漫画にでてきた場所の聖地巡礼したり、盆栽をみに千葉の田舎の方へいったり、普通の街の看板のデザインの写真を撮るのが趣味だったり。そんなことでわざわざ長く辛いフライトに乗って、莫大なお金を使って日本に来るなんて全然意味がわからない!と当初は思っていました。
しかし、千葉の片田舎で盆栽育ててるおじさんの家への行き方を調べたり、聖地巡礼ではどの角度から撮ると漫画とそっくりになるかなどいろんなお手伝いをしているうちに楽しくなってきている自分がいました。
本来余暇とか趣味とかって、特になんにもならない自分のための自己満足なんですね。そんな気持ちを長い間忘れていました。
今から思えば、民泊をはじめた当時はシングルマザーで全然余裕がなくて、心が豊か好奇心旺盛な旅行者たちとは真逆の存在だったんですね。そしてそんなエネルギーあふれる人たちと触れ合っていると、こちらもだんだん元気になって回復していったのです。
家に2年住んでるゲストと息子の育児漫画
すごーく本題からずれてしまいましたが、そんな家の民泊の過程を経て、2年前からうちに住んでるゲストと3歳息子の育児漫画です。
息子はこのアメリカ人のゲストのことを真剣に家族の一員だと思っています。産まれた頃からいるので当たり前かもしれませんが、将来彼女が家を出ていくときは大泣きしてしまいそうです。
だんだん増えてきた長期滞在ゲスト
最初はずっと短期滞在のゲストばかりだったのですが、2017年頃から突然三ヶ月とか長期で滞在するゲストの予約が増えました。
しかも毎年来る人もいてほとんど親戚のような感じになっています。
だいたい、カリフォルニアとかNYとかに住んでいるエンジニアで、どこにいても仕事ができるリモートワーカー達です。
どこにいても仕事ができるので、どうせなら環境を思いっきり変えて日本で、ということなのでしょうか。
羨ましいです!
非公開: 泳いで家に帰りたいzine2冊セット / All I want is to swim and go home Zine
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Kanako Okamoto
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