茨城県潮来市立図書館での似顔絵描きイベント
茨城県潮来市立図書館での似顔絵描きイベント
毎回各図書館ごとに素敵に展示していただいてとてもうれしいです。この絵本を作る前は原画が全国を巡回するなんて想像していませんでした。シダックスのTさん、私を発見してくださってありがとうございました。(Twitterでみつけてくださったそうです。)
さてさて、
潮来の図書館ではいつものワークショップではなくて似顔絵描きのイベントを開催させていただきました。
ワークショップの方は告知時期が短かったため、急遽変更していただいたのです。
それから、似顔絵描きイベント、というのが人生ではじめてだったのでかなり練習しました。かなりっつっても5枚くらい(少な!)
でも、練習しているあいだにもなんだか細かいこだわりのようなものが自分の中でできてきました。
普通、すぐ乾くようなサインペンで似顔絵とか描くと思うんですけど、せっかく持って帰っていただくのだったら「作品」になるような絵にしたいと思い、インクにつけペンで描くことにしました。
紙はキャンソンのXL、お手頃だしA4〜A5といろいろサイズがあるので、一人描く場合はA5サイズ、三人とかご家族だとA4と使いわけました。こちらよれずらく紙の風合もいいので普段から気に入っていて、普段作品制作にはアルシュの細めを使っているのですが、練習でもいいのができたと思うとそのまま額装して展示などに出すこともあります。
それから、お鼻のところにお子さんのお名前をいれるアイデアも。。
あと、私は下手くそなので下書きも必要です。どうしても一回で完成できると思えませんでした。
ですので、下書きの線を消す、ドライヤーで乾かす、の作業が必要になり、こちらをおそるおそるTさんにお聞きすると「全然いいと思いますよ!」といってくださいました。
実際、描いてすぐの絵を図書館スタッフさんが丁寧にドライヤー部屋に運んでいただき、乾かして、鉛筆を消す作業の見事なこと!
似顔絵イベント中、息子は私にべったりでした。(邪魔、重)
似顔絵を描いているときは、お客さんといろいろなことを話ながら描きます。どんな食べ物が好きか、夏の予定はとか、茨城県で行ったほうがいいところなど。多くは子どもたちですが、中には大人や年配の方も。
ちょっと記憶に残ったのは、ご両親を介護中だというとてもきれいな女性がいらっしゃったんですね。お仕事や、趣味で続けていたピラティス、お料理の教室を本当は続けたいのだけれども今は家族の介護が大変でなかなか時間がとれないとのこと。それでも本が大好きなので、週に一度だけ図書館に来る時間を確保しているそうです。図書館に来るときだけが安らげる時だと。
私はそれはとても大変ですね、もう少しご自分を労るようにしたほうがいいですね、と何気なく声をかけたつもりだったのですが、その方は涙ぐんで「ありがとうございます。」とおっしゃいました。
偶然似顔絵イベントをみかけて申し込んでくださったのですが、私と話せてよかったと何度もおっしゃってくださいました。私も少しでもお力になれたのならうれしいと、心をこめてお描きしました。
水彩パレットを持っていったので、ポイントだけ色もつけました。
子どもたちはたくさんの色に目を輝かせながら、好きな色を選んでくれるので、その色でお洋服などを着色しました。
水彩パレットも畳むととてもコンパクトになり、下に敷いているカッティングシートも折りたたみのものです。はい、これでいろいろなところでお絵かきイベントができそうです。
ワークショップだけだと、絵を実際に描くわけれはないので物足りないな〜と感じていたのです。
せっかく地方の各図書館に出張に行かせてもらうのですから、ワークショップ+似顔絵イベント、絵本にサイン、が一番しっくりくると思いました。
Tさんに、そんなにやって大丈夫ですか、と心配されたのですが、すごく楽しいのでまったく疲れません。逆に子どもたちからパワーをもらっているように感じます!
残りのとしょかんの旅をどうぞよろしくお願いします。
およいでいえにかえりたい
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