元年堂でのシヤチハタ100th × Kanako Okamoto 展終了しました
「色とカタチ、“しるし”の世界」― マレーシアでの展示とポートレートスタンプイベントの記録
クアラルンプール・元年堂での展示、無事終了!
2025年5月12日、クアラルンプール・Publikaにある元年堂(GAN-NEN-DO)での展示
「Shachihata 100th × Kanako Okamoto 展 ― 色とカタチ、“しるし”の世界 ―」が終了しました。
遠く日本から離れたマレーシアの地で、こんなにたくさんの方に作品を見ていただけるとは思ってもいませんでした。来てくださった皆さま、スタッフの皆さま、シヤチハタさん、そして関わってくださったすべての方に心から感謝しています。
特に、毎月のようにKLまで足を運び、企画や設営をしてくださった日販のお二人には言葉では言い表せないほどの感謝を感じています。
展示に関わってくださった方々は、まるで全員が「必殺仕事人」。皆さんのプロフェッショナルな仕事ぶりに、何度も感動させられました。
ジョホール・TSUTAYAでのスペシャルイベント
元年堂展示終了後の翌週には、マレーシア南部ジョホール州のイオンモール内TSUTAYA BOOKS Johor Bahruにて、シヤチハタさんとのスペシャル企画が実現しました。
それはなんと「似顔絵×オリジナルスタンプ」イベント。
シヤチハタのKさんが提案してくださったこの企画は、私がその場でお客さまの似顔絵を描き、それを即座にカスタムスタンプに仕上げるというもの。
実は私は、その場で似顔絵を描くという経験がなく、イベント当日まで必死で練習し、タッチやスピードなどを調整して臨みました。
当日は「お客さん、来てくれるかな…?」「スタンプって高いけど買ってもらえるのかな…?」と不安でいっぱいでしたが、始まってみるとお客さまの列が途切れることはありませんでした。
マレーシアの方々の“クリエイターに対するリスペクト”の深さ、そして「自分自身を丁寧に扱いたい」という気持ちが、強く心に響きました。
バンサー・サウス「Some Market 4.0」へ!
TSUTAYAイベントが好評だったこともあって、翌週はクアラルンプール・バンサーサウスのBangsar Oneで開催されたマーケットイベント「Some Market 4.0」に参加させていただきました。
再びシヤチハタさんのブースで似顔絵スタンプイベントを実施しました。
こちらも大盛況で、3日間で100人以上の似顔絵を描かせていただきました。
デザイナー・田代さんがデザインしてくださったオリジナルの台紙は100枚以上用意していたのに、あっという間になくなってしまいました。
愛用していたシヤチハタのArt Lineペン2本もインクが切れるまで使い切り、台紙は急きょコースタータイプに変更。ペンはKさんが新しいものを用意してくださり、2日目を乗り切ることができました。
私の英語はまだまだですが、それでも100人以上の方々と直接触れ合い、交流できたことは本当に感無量です。
日本でも、またマレーシアでも、続けていきたい
たくさんの笑顔と出会い、たくさんの驚きと学びがあった2週間。
「その場で描く」という挑戦はプレッシャーもありましたが、描き終えたあとのお客さまの笑顔や、「ありがとう」の声に、私自身も何度も心が動かされました。
マレーシアでも、日本でも、またこのポートレイトスタンプイベントを続けていけたらうれしいです。
次回予告:明治大学での講演について
この2週間のイベントラッシュが終わった翌週、明治大学で初のゲストスピーカーとしてZoom講演をしました。
そのお話は、また次回のブログで詳しく綴りたいと思います。