昆虫展壁画イラスト
2018年に上野科学博物館で開催されている昆虫展の壁画イラストを描きました。
沖縄、関東、アマゾンの5つの地域別イラスト、計15点のご依頼で、このお仕事は第二子を出産して初めての大きな仕事でしたので、はじめてご連絡をいただいたときは目が点になってしまいました。
・こんな大きな絵(3600×900mm)は今までに描いたことがない。
・一つのファイルの大きさが重すぎて、持っているマシンのスペックがおいつかない。
・締め切りの割に点数が多すぎる。
・出産したばかりでまだ体力が十分でない、育児で時間がない。
など、理由をあげるときりがありませんが、
こんなチャンスまたとない!
と思い、三秒悩みましたが快諾させていただきました、笑。
だって星の数ほどいるイラストレーターの中から、わざわざ私のことを選んでいただきお仕事させて頂けるなんて、毎回奇跡のように思っています。そしてやはり仕事をこなすことによってイラストレーターとして成長を感じられるので毎回大概のお仕事は断らないようにしています。
それでいろいろ試行錯誤をしてこの仕事を完成することができたのですが、正直本当にしんどかったです。締め切りがない上に、免疫が弱っていたのか食中毒にもなってしまい一週間ほど胃痛と戦いながら絵を描いていたのが昨日のことのように感じられます。でもこうやって完成をみてみると、
本当に感無量です!
担当してくださったデザイナーさんが本当に資料を丁寧に手際よく用意してくださり、作業がスムーズにできたというところが大きいです。
また、大きな絵を描く際の技術的なことなどもフォローしてくださいました。
それから、こんな風に私の名前もいれてくださいました。
これは子どもと見に行ったときに自慢しました!
普段イラストレーションのお仕事で、植物を描くことはありますが、植物が主役になることはないんですね。人物だとか物だとかが重要で植物は飾りのようなものです。けれど、壁画制作の期間は毎日毎日植物のことを考えていて、そのうねうねした形態や、独特の色に毎回魅せられていました。
昆虫展も終わり、自分のポートフォリオやウェブに作品を載せるためにこのイラストをまとめていました。この細長い形、編集するのが他の作品とサイズが違いすぎるので大変なんですね。
でも、ふと気がついたんです。タイツにするといいかも!
当初はSNS上でのみ発表したのですが、購入して写真を送ってくださる方がいましたのご紹介します。
難易度の高いアマゾンタイツですが、とてもお似合いになられて素敵です!ありがとうございます。
この方はファッション難易度高いですが、ショートパンツやミニスカートにあわせるとちょい派手?くらいでかわいいと思います。足首と太ももに配置した赤いお花が見えるようにコーディネートしていただけるとデザイナーとしては感無量です。
最後に
ちょっと肌寒くなってきたこの季節、アマゾンタイツいかがですか?
関連商品でアマゾン川下りタイツ、ハイサー!沖縄タイツもご用意しました。ファストファッションが流行る中で、これくらいパンチの聞いたオリジナル商品を見に付けて街を歩く個性的な子が増えるといいな、と個人的に思います。
Kanako Okamoto
Hello! I'm freelance illustrator based in Tokyo.
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