Airbnb「いい夫婦の日」PRイラストレーションを制作しました

 

ダイバーシティを大切にし、尊重しているAirbnbという企業らしく、「多様なジェンダーのカップルを描いてほしい。」とのご依頼でした。

 

このご依頼内容自体が昨今感じる生きづらさや偏見を吹き飛ばすような気がして、とても清々しい思いがしました。

 

制作したのは３つのイラストレーションで、それぞれに

 

①　ふたりで「同じ方向」を見る

 

②　ふたりで「定番のテーマ」を持つ

 

③　ふたりで「体験」について語り合う

 

 

という意図があります。３つのイラストもそのような趣旨で描かせていただきました。詳しくはAirbnbのサイトのこちらをどうぞ。

 

 

 

 

 

いい夫婦の日イラストレーション制作過程

 

ラフ提出〜本画制作、納品まであまり時間がありませんでしたので、出したラフは４つです。

 

いつも倍の６つ以上は出すのでとても少ないです。こちら、スイーツを食べるカップルでしたがボツになってしまいました。個人的には二人でスイーツを食べるなんてすごくかわいい！と思っていたのでとても描きたかったシーンです。

 

 

その他のラフはこちら↓

 

 

 

こう見るとラフ段階であんまり完成を予想させる絵がかけてないなぁと思います。

 

これでGoサインをくださったデザイナーさんとエージェントさんに感謝です。

 

OKがでたら描いていくのみなのですが、日本庭園の絵、夕焼けの絵、部屋のシーン、の順番でかなり悩みました。

 

どこまで崩していいんだろうとか、部屋の絨毯の柄など。。

 

あと、Airbnbのイラストを描くときはブランドカラーが決まっているのでそれを使わないといけません。

 

 

これにきっちり従うというわけではないのですが、この色を使えるようになるべく配色してから描きます。

 

今回はメインのカラーをブランドのラウシュカラーと呼ばれるピンクベージュの色にしました。

 

 

 

 

完成イラスト

完成したイラストはこちらです。

 

 

猫ちゃんを描いてというリクエストはあったのですが、忍者は勝手につけたしたのでちょっとヒヤヒヤしながら出しました。こういう遊び要素大事ですよね。

 

 

 

 

 

こちらはひたすらロマンチックな感じに仕上げたかったです。中性的なジェンダーで描いてほしいとのご要望。ショートヘアだけど女性らしさも持ち合わせています。

 

 

 

こちらの絵が相当苦戦しました。人物もっと練習しないとなぁと思います。

 

こちらもメインの子はジェンダーフリーを意識しています。絨毯の柄であれこれ悩みました。（楽しかった！）

 

 

来週のいい夫婦の日にたくさんの方がAirbnbで旅行をして、カップルの絆を深める機会になればうれしいです。

 

ちなみに、私の運営する宿はこちらです。