およいでいえにかえりたい展示情報
絵本「およいで いえに かえりたい」出版記念個展
私にとってはじめての絵本「およいで いえに かえりたい」(PHP研究所)が来月(2022年6月)出版されます。
それにあわせて個展を外苑前のギャラリーハウスマヤで6月13日より開催します。
最初に絵本のお話を頂いてから約1年、大切に大切に育ててきた作品なので、本として完成することができて感無量です。
それから一緒に伴走してくださった編集さんにはとても感謝しています。
絵本初心者の私にいろいろと教えてくださり、たくさんのアドバイスとアイデアをくださいました。
作者の欄に自分一人の名前を書くのが申し訳ないくらいです。
このシーンは、最初はもっとおとなしいものだったのですが、編集さんが
「見せ場なので、ジャックと豆の木みたいにしては?」
と最初の校正が出たあとにアドバイスくださいました。終盤ギリギリにこのような大胆な絵にできてよかった!
またコロナ禍ではあるのですが、何度か対面でお会いできる機会がありました。実際に会ってでないと出ないアイデアもあるのでこちらもラッキーだったなぁと思います。
こちらカバーの絵になります。
帯を取ると大王イカがひょっこり顔を出すしかけに。
水の中の世界と主人公のなぎちゃんと朝顔と上に浮いている横断歩道、表紙をみたときに、
「???」
と思わせるような不思議な世界をつくりたかったのです。
デジタルで描いているのですが、展示ではかなりおもしろいことをする予定ですのでどうぞお楽しみに!
アナログの絵も展示します
デジタルだけでなく、普段描きためているアナログの絵も展示します。
こちらかなり大きな絵です。家中を探して一番大きな額に収めました。ギャラリーのスペースがそんなに大きくないので、小さな絵をたくさん描いたほうがいいのがわかっているのですが、大きな絵を描くのはとても気持ちがいい。
この大きさであと2,3枚は描きたいな、、。
世界堂に額装へいってきました
雨の日に世界堂へ額装しに行ってきました。
予め電話したら、今はとても混んでるとのこと。しかし雨の日はすごく少ないと教えてもらっていました。
どの額にするか、どのマットにするか、どんなふうに絵を収めるかなどいろいろ相談したたりその場で大きさをみたりするので混んでいないということは気持ちに大きく作用します。
雨の日に絵を持っていくのは勇気が入りますが、やっぱり空いてるときに来てよかったと思いました。
お父さんの育児日記の絵も描いています
ライフワークのようにお父さんの育児日記に絵をつけることもしています。
最近友達のムラタハリコちゃんが、「乗算」機能を使うとノートと一体化したような仕上がりになるよ、と教えてくれたのでその方法を使って描いています。
本当に父の日記に絵を描いているような仕上がりに!
うちの子は今4歳なのですが、後追いで1歳の赤ちゃんの成長をみているようでとても楽しい。
1歳の赤ちゃんはこんなだったな〜、父はどうなふうに受け止めたのかな、といろいろと想像するのが楽しいです。
また小さい頃に受けた愛情をこの作業を通して再確認できることに大きな喜びを感じています。
ピチピチムチムチした赤ちゃんを描くのが大好きなので、この頃の絵をもっと描きたいなと思います。
しかし、だんだん成長していくんですよね。
それでは皆様よい週末を!読んでくださったありがとうございました。
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