新しいアトリエと秋の絵と
新しいアトリエと秋の絵と
こんにちは!
イラストレーターで絵本作家の岡本かな子です。
イラストの他に2014年くらいからお家で外国人を泊めるというホームステイのような、ゲストハウスのようなこと(Airbnb)をやっているのですが、この10月からビザがなくても観光客が日本に入れる許可がでたので急に忙しくなっていました。
うれしいことに、10月からいままで(12月)まで、コロナ前にうちに来たことのある外国人が3人も再び私に会いに来てくれました。
メモで書いておくと、
LAからイラストレーターのカミリーちゃん。
CAからプログラマーのマイクさん。
LAからスタンフォードを卒業して起業したてのエリック。
全員アメリカ人でした!
でも全員、韓国系、インド系、台湾系アメリカ人。アジア系です。
それぞれがそれぞれに全く違う背景を抱えていて、この3年間なにがあったのか、これからどんなことをしていくのか、そんなことをお互いに報告しあう素敵な時間を持つことができました。
なんだか、世界から親戚が会いにきてくれたような不思議な感覚。。
そしてなんと、以前より自分の英語力が上がっているような気がしました。私の英語勉強方法は基本的にはNetflixなど気に入った映画や動画の繰り返しシャドーウィングなのですけど、それはまたいつか書きます。コロナ中にけっこう練習していました。これをやると私は文法は全然だめなのですけど、会話は得意になるような気がします。
Airbnb(民泊)をはじめたときは、私は離婚してシングルマザーでどうしようもなく落ち込んでいたのですが、うちに来る元気な旅行者に接しているうちに元気になっていけたような気がします。また彼らが持つダイバーシティや生活習慣、文化背景にもかなり興味を持ちました。そんな中で子育ても同時進行していたのですが、娘は5歳からこういった環境で育ち、今年15歳になります。
自分のことなんかものすごくちっぽけで取るに足らない人間だと感じていたのに、来る人が口を揃えて褒めてくれるんです。
ベットを用意したり、掃除したり、朝ごはんをつくったり。それは日常の家事の延長線だったのに、
「あなたはほんとうに素晴らしい。」
と褒めてくれました。
今ではその時の自分をまた褒めるくらい自分のことが大好き人間になれています。けっこうな崖っぷちの中で、未来につながるよい判断をしてくれたと過去の自分に
「えらい!」といってあげたいです。
イラストと民泊、全然違うようで私の中では切り離せないどちらも大切で大好きなお仕事になっています。
来年もドイツから長期の宿泊者が決まっていて、こちらもどんな人なのか楽しみです。
新しいアトリエ
今までいろいろな事務所を曲がりしたりシェアしたりしてきましたが、この度はじめて自分だけのスペースを借りることになりました。
築年数かなり古く、昭和感があるので、ここで父の育児日記のイラストなんか描いていると、父もこんな空間で過ごしたんだろうかとかいろいろ思いを巡らせます。
古いものって想像する余地があるからいいですよね。
あと大きな公園に近くて、その公園の中には図書館があります。
最近は紅葉がとてもきれいで、気分転換にお散歩したり週末の絵本読み聞かせ会の絵本を大量に図書館で借りたり、こういった日常を楽しんでいます。
しかし、仕事がかなり忙しく(ありがたいことに)、ずっとずっとブログを更新できないでいました。
お仕事の記録も全然してないので、次回はそれを書きたいです。
こちらの記事も何ヶ月も「書きかけ」フォルダに入っていて発表できないでいました。とりあえずアップして次に進みます。
およいでいえにかえりたい
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