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伝説の教師鈴木恵子先生の連載挿絵

伝説の教師鈴木恵子先生の連載挿絵

 

小学館のみんなの教育技術で、「鈴木恵子の教師として大切にしたいこと」の連載挿絵を担当することになりました。全10回あります。

 

鈴木先生は「伝説の教師」と呼ばれる元 静岡県藤枝市の公立小学校先生です。高洲南小学校研修主任、藤枝市教育委員会指導主事、静岡県教育委員会管理主事、藤枝市立青島北小学校校長等も歴任され、現在は退職されています。

 

私は教師ではありませんが、母親として感慨深くこちらの記事を読ませていただきました。

 

私は現在4歳と15歳の子供を育ており、幼稚園、小学校、中学、高校とこれまでさまざまな教育現場にお邪魔する機会がありました。

 

子供もそれぞれの過程でいろいろな悩みを抱えているようで、それはお友達との間だったり、学校生活のことであったり、そしてこちらはかなり大きな割合を締めているのですが、先生とのあいだの関係性であったりしました。

 

やはり毎日関わることになる担任の先生が、子供の精神に与える役割は絶大だと感じています。これらの先生が鈴木先生のような考えの持ち主だと、子供はどんなに毎日が楽しく創造性に飛んだ日々を送れることでしょうか。その後の人生に及ぼす影響もかなり大きいと思います。

 

 

私自身が、学校生活や教師との問題をあまり抱えずに育ちましたので、これまであまり「子供の身になって考える」ことができずにいました。

 

なにかトラブルがあっても、圧倒的に教師や学校の規則が正しいと考え、「少しくらい納得がいかないことがあっても、がまんした方がいいよ」などと子供には言ったこともあるかもしれません。そうして重大な問題をスルーしてきてしまったような気がします。(今では深く反省しています。)

 

しかし、昨今の急激な時代の流れで、先生たちの間の常識や通念、新しい時代を生きる子どもたちの考えとかなり誤差が生じているように思いました。

 

子どもたちもインターネットの普及により、能動的に情報を得たり、自分の考えを言語化できるようになっているので、それらの文章を読むたびに娘はこんなことを考えているのかと感動せずにはおられません。

 

そして、若く未熟であってもこのように自律的に考え、悩み、前に進もうとする娘の気持ちを応援したい気持ちでいっぱいになります。

 

 

 

先日鈴木先生の原稿を読み、イラストを納品し、その後に娘の三者面談がありました。

 

 

圧倒的に子供ファースト、蚊の泣くような子供の声も見逃さない鈴木先生の姿勢とは真反対の態度に多少辟易としました。

 

娘の通う高校には、かなり古い体質の校則がいくつもあり、中には合理的な理論では説明できないものがあるのです。また、天然パーマやもともと髪が茶色い子供は「地毛証明書」なるものを提出せねばならず、こちらは生徒の人権に関わる問題だと感じました。

 

娘はこれらの校則に関して、注意されるごとに彼女の中でいろいろとコンフリクトが生じ、その度に教師に尋ねますが、

 

「規則だから」

 

の一点張りで対話には応じてくれないというのです。

 

校則というのはそれなりに歴史があり、先生たちも由来については直接関わってなかったので説明しにくいこともあるでしょう。けれど、生徒の気持ちに寄り添って、

 

「実は先生もこの校則はおかしいと思う、古いと思う、だけど規則は守らないといけない。」

 

というような言葉でもあれば、どれだけ生徒の気持ちが和らぐかと思います。

 

まぁ、先生もお忙しいのかもしれませんが、親として楽しい学校生活を送ってほしいと願いばかりです。

 

 

話がめちゃくちゃそれてしまいましたが、鈴木先生の連載、先生だけでなく全国のお父さんお母さんにも読んでいただきたいです。第二回の連載はこちらから。

 

 

 

 

 

 

 

 

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