―絵本原画展としょかんの旅おしらせ―

こんにちは！

イラストレーターで絵本作家の岡本です。

４月、とてもよい季節になってきましたね。

歩いてるだけで気持ちがよいし、桜がはらはらと散ってきてとても美しく、日本人に生まれてよかったなぁと感じる日々です。永遠にこの気候だったらよいなぁと願うのですが、蒸し暑い夏、厳しい寒さの冬が日本にはありますね。しかしそのような辛い季節があるからこそこの春の陽気が素晴らしいと感じるのでしょうか。

と本題からずれてしまいました。

この４月から、シダックスヒューマン大新東さんの取り組みで全国の図書館で「およいでいえにかえりたい」の原画展を行えることになりました。ありがたや〜

７日の沖縄糸満市立中央図書館での展示を皮切りに、鹿児島、茨城、岩手、広島、長野、兵庫、愛知、静岡、東京板橋、千葉県の図書館を巡回します。私も可能な限り訪れさせていただきます。

スケジュールは以下になります。

ワークショップが沖縄県糸満市と広島県三原市の図書館でそれぞれ、4/15,7/29に予定しています。

大人も子供もどうぞご参加くださいませ、参加無料となっています。

このような巡回展も地方でのワークショップも私としては初の試みとなります。

絵本の出版自体が奇跡のようなことなのに、このようなことまでさせて頂いて「絵を描いているといいことあるんだなぁ」と思います。

27歳でデッサン教室に通って、３１歳ではじめて小さなイラストのカットのお仕事をして、それからお仕事があったりなかったり、いえいえなかったことのほうがずっと長かったです。お仕事がないときはとても辛く、SNSなどで輝いている他のイラストレーターさんと自分を比較して消えてしまいたくなったりもしていました。

最近は年もとったせいか、あまり誰と比べることもなく、適材適所、自分が本当に得意とするところに仕事は流れてくるんだなぁと思います。

誰かを羨んだりすることもあんまりなくなって、この人は自分の得意を作品にも仕事にも発揮できてるから輝いているんだ、と思います。

そういう人をみて、自分も自分の特性をさらに磨こうと思います。例えばわたしは「水」や「子供」を描くのが好きなのですが、もっともっと好きなものを追求したいとこの年になって思うようになりました。

このとしょかんの旅やワークショップはなんだかご褒美のように感じています。

４月から１２月ごろまで全国津々浦々わたしも「およいでいえにかえりたい」といっしょにまわらせていただきますね！およいでいこうかな〜？

みなさまとお会いできることを心から楽しみにしています＾＾

こちらのチラシの素敵なデザインは、Fasoni designさん。

チラシの至るところに、ひよこ、スイカ、アサガオなど散りばめてくださってとっても気に入っています。