個展をやる意味について考えてみた
個展をやる意味
現在6年ぶりの個展を外苑前のギャラリーハウスマヤで開催中です。
といってもこの時期(コロナ)だからなのか、私が知名度がないのか客足はまばら。。
しかし、一人ひとりのお客さんや、懐かしい人々、初めてお仕事をくださったデザイナーさん、それぞれに丁寧にお話ができて充実した日々を過ごしております。
しかし本当に長らく個展をやっていませんでした。
私が個展をやらなかった理由
・ほとんどデジタルで描いているので一点物の原画が少ない。
・会場費が高い
・DMをつくったり送付したりするのが大変
・Zineなどのグッズをつくるのが大変
・個展期間中会場にいるのが疲れる
などの理由をつけてやっていませんでした。
でも結論からいうと展示(個展・グループ展)は絶対にやったほうがいいです。
展示をやったほうがいいわけ
・普段会えない人に会える、いろんなアドバイスをもらえる
・絵をみて意見をもらえるのはやっぱりうれしい
・インスタやツイッターなどでみてきました、の人に会える
・絵が売れると死ぬほどうれしい
・グッズを買っていただけると死ぬほどうれしい(買ってくださった人にサインするのも楽しい)
普段一人で絵を描いていて、発表はインスタかツイッターのみ、という生活を長らく送ってきましたが実際のリアル空間で展示するってやっぱり気持ちがいいです。
あとやっぱり人に会うのはテンションがあがります。
私が個展をしているギャラリーハウスマヤの会場には小さなテーブルがあるのでそこでこうやってブログを描いたりもできるし、お客さんがいない時間は自分の絵と対峙するもよし、仕事をするもよし、でそこにいる空間のを自由に楽しく過ごすことができます。展示期間中という少しの間ですが、自分の絵を販売する実店舗を持ってそこでも仕事ができる感覚を味わえます。
そう思うと、お店屋さんってなかなか楽しいお仕事なんですね、家賃という重みがのしかかりますが。。
あと、ここが一番重要だと思うのですが、個展期間が重要なのではなくて個展に向かうまでの時間がとても重要だと思いました。
個展に向かうまでの時間がとても重要な理由
・個展に向けてオリジナルを描こうとする努力
・見せ方など工夫しようとするアイデア出し
・グッズを作るためのリサーチ
・集客のためのSNS戦略
・準備のためにいろいろな人に会って協力してもらう
この全てがものすごい力とスピードで自分を次のステージまで押し上げていってくれてるような気がします。
個展はプロモーション効果があると思うのですが、そこに向かう準備のほうがその効果は高いと感じました。
今回の個展のためのZine
今回特別に普段事務所をシェアしてもらっているグラフィックデザイナーの大岡さんにZineをつくってもらいました。
前回は自分で気合でZineをつくったのですが、やはりプロのデザイナーさんにつくってもらうと違うんですね~。
小さなことなのですが、レイアウトや紙選び、イラストの配置や文字の形まで美しくて本当に気に入っています。私が作ると、「全部大きく見せたい」気持ちが強すぎて結果みにくいレイアウトになってしまうんですね。。さらに今回は私がいつもインスタにアップしていた子育てスケッチもインスタの仕様に似せて正方形でつくってもらいました。綴じの赤い糸がかわいいです。
今回は2冊セットで販売していて売れ行きがとても好調です。
このサイトのオンラインストアでも販売していますのでよろしければどうぞ。
岡本かな子個展は、11月23日(月曜祝日)ー28日(土曜)外苑前ギャラリーハウスマヤで現在開催中です。皆様にお会いできることを心待ちにしております。
非公開: 泳いで家に帰りたいzine2冊セット / All I want is to swim and go home Zine
通常価格
1600
円 (税込)※商品価格以外に別途送料がかかります。
商品紹介
非公開: 泳いで海に帰りたい / All I want is to swim and go home
商品紹介
非公開: A Girl by Seaside
商品紹介
非公開: The sea in Okinawa
商品紹介
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Kanako Okamoto
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