UNIQLO「服の旅先」が受賞
UNIQLO「服の旅先」が受賞
イラストレーションで参加させてもらった山中有監督の、UNIQLO「服の旅先」が、米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA 2021)』のナショナル部門で選出されました。
本当に素敵な映像となっていますので是非ご覧になってくださいませ。
以下、yahooニュースより審査員も努めた要潤さんの言葉とともに抜粋。
山中有監督が手掛けた短編映画『服の旅先』は、日本で暮らす雫ちゃんから、ウガンダのエヴァちゃんにどのように服が送られるかの流れと、エヴァちゃん姉妹がどのような経験をして南スーダンからウガンダまでたどり着いたかなどの過程を美しい映像と音で描く。
審査した要は「俳優目線として、スクリーンに出てる俳優の皆さんのお芝居の素晴らしさを重点的に見ました。僕の中でドキュメンタリーというのは、お芝居とはちょっと違う。あまり評価に入れたくないなと、実はちょっと思っていました」と前置きをした上で「ただどうしても(『服の旅先』を)見終わった後に頭から離れなくて、忘れられない部分があった。(登場する女の子たちの)自然な表情、インタビューの言葉がセリフっぽくないし、どうやって撮ったんだろうと。そういう部分の興味がどんどん湧いてきた」と高評価のポイントを説明。 さらに「ドキュメンタリーは得てして平坦になったり、ただ単につなぎ合わせたりして、ストーリ性がなくなったりする。そういうところも完璧にクリアしていた。女の子たちの豊かな表情だったり、セリフを引き出したことが、評価のポイントとしては高い。見終わった後に自分がユニクロに行って、服をリサイクルしようかなと、行動を踏み出したくなる。それくらい心にくるものがあった」と称賛の言葉を送っていた。
コロナ禍で誰にも会わずにオンラインミーティングだけで作り上げた作品
お話を頂いたのは昨年の年末、コロナ真っ盛りの12月でした。
普段イラストレーションのお仕事をする際は必ず対面でお会いして打ち合わせをしたりするのですが今回は100%オンラインのみで進みました。
はじめましての方とオンライン上で挨拶したり、英語が飛び交っていたり、最後まで顔がわからない人と話たり、監督が「こんな絵を描いて」とポーズをとったり笑。すべてが新しい体験でした。
最初に描いたエヴァちゃん姉妹のスケッチ
エヴァちゃんたちは本当にUNIQLOの服が似合います。
ビビットな色のワンピースや、繊細なレースのついたブラウスなどを鏡の前ではにかみながらあわせていく様子がとてもかわいい。
日本の雫ちゃんも自分の服がどんなところに行ってどんな人達に着てもらえるのかを想像したり絵に描いたりします。
どちらも10代の可憐な少女たち。国は違うけれどおしゃれに対する気持ちがとてもよく似ていてとてもかわいらしいです。
エヴァちゃん親子がまだ自分の国で幸せに暮らしていた頃のイラストレーション。
「服がちょっとおしゃれすぎるんじゃないか?」との意見に、マネージメントの方がこれくらいは大丈夫です、と全体を通してほぼなんの修正もなしに仕事は進んでいきました。
難民キャンプへ逃げる途中で両親と離れ離れになりながら姉弟は逃げます。
無事にキャンプについて木の下で食事をとるシーン。今回描いた中で一番好きなシーンです。
「服の旅先」すごく素敵な映像作品になってますので是非みてくださいね。
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商品紹介
非公開: 泳いで家に帰りたいzine2冊セット / All I want is to swim and go home Zine
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Kanako Okamoto
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