絵本ナビ編集長のうれしすぎるレビュー
絵本ナビ編集長のうれしすぎるレビュー
こんにちは、イラストレーターで絵本作家のおかもとかなこです。
絵本ナビの磯崎編集長が私の絵本にすてきなレビューを書いてくださったので、一部紹介させてください。
とぼとぼ歩く帰り道。暑い。今日はとくべつ暑い。いくら夏が好きだとしても、これはダメ。汗はじっとり、照り返しはつよく、おまけに荷物が重すぎる。そして、遠い。
「この道はいったいどこまで続くのか……」
冒頭から主人公なぎちゃんの、そして日本全国の小学生の心の中を吐露しているような文章です。ほんと、日本の夏は湿度が高くてベトベトする!そして帰り道は遠く、荷物は重い。
そして、暑さでぼんやりした頭で、彼らは必死に考えるのだ。「のどがかわいた」「氷入りがいい」「アイスが食べたい」「いやアイスはベトベトするからやめよう」「遠いな」「このまま道路が動いてくれればいいのに」「クーラー…」。この瞬間、もし願いごとが一つかなうと言われたら。結果はきっとひどくつまらないものになってしまいそうだ。もったいない。
けれどなぎちゃんは、こんな素敵なことをつぶやいてしまうのだ。
アイスが食べたい、、いやアイスはベトベトするからやめよう、、、、ここの自問自答、好きです!私も長い遠い帰り道、いつもこんなことを考えていました。いや今でも思ってる。。。笑
「あさがおさん、およいでいえにかえりたい……」
すると、朝顔がひゅーっとのびて、きらきらと光る水のシャワーを出し、掲示板の中が水でいっぱいに。泳ぎが得意ななぎちゃんは、ばっしゃーん、ぶくぶくぶく、中に飛び込みます! 泡のすきまから、遠くに人かげが見えたので、泳いでいってみると……?
と、こんなふうに私の絵本「およいでいえにかえりたい」を紹介してくださいました。ありがとうございます!
また、絵本ナビさんでは、絵本に関する素敵なレビューをいくつかいただきましたので引用させていただきます。
私の時代も現役小学生の娘の時代も、小学校1年生の夏休みは朝顔の観察があり、学校で種から植えて育てた朝顔の鉢植えをひとりひとつ自分のを持って帰るんですよね。
我が家の娘は、夏休み前の懇談会の帰りに親が持ち帰るという何とも子供にとっては楽なものでした。
昭和の小学生だった私は、子供本人で歩いて持って帰りましたよーそれは重かった事。
今でも走馬灯のように蘇るその風景。
そういう意味では苦労して持って帰ったことはある意味よい思い出になった気がします!
明日から夏休みの今日、なぎちゃんは、暑い中を朝顔を持って帰らなければなりませんでした。
余りの大変さに掲示板の隣に座って休憩したなぎちゃんは、ぽそっとつぶやきました。
「ああ、 あさがおさん。 わたしは もう およいで いえに かえりたい……」
するとー
なぎちゃんの朝顔は魔法を使える朝顔で、なぎちゃんの願いをしっかりと叶えてあげることができました。
なんて素敵な朝顔でしょう!
きっとなぎちゃんは、朝顔を大切に大切に育てたのでしょうね。
誰かから大切にされたらその人を大切にしてあげたいと思うのは人情ですが、朝顔も、そういう気持ちになったのでしょう。
なぎちゃんが涼しく楽しく帰れたのは、日頃の行いがあったから。
なぎちゃん、最高です!!
とても優しくて涼しい絵本でした。
学校から帰る途中、暑すぎて「およいでかえりたい」と思った女の子。するとみるみるうちにいつもの帰り道が大きなプールになります。ダイナミックな展開とイラストに思わずページをめくる手が早くなりました。いつもの日常があっというまに非日常に。絵本ならではの体験でとても楽しめました。夏の暑い日に読みたいです。
ありがとうございます、すごくうれしいです\(^o^)/
全然関係ないですが、掲示板に貼ってある紙をみてください。
物語の展開を予想させるような内容にしました。
「さがしねこ」
もいろんなところに登場するので探してみてくださいね。ちなみに、ねこの名前は「ほくろちゃん」といいます。3歳です。
ばしゃーん。なぎちゃんがつめたい水に飛び込むこのページにもねこちゃんがいます。ねこちゃん以外にも、、みつけられるかな。
ヒント↓
およいでいえにかえりたい
商品紹介
非公開: 泳いで家に帰りたいzine2冊セット / All I want is to swim and go home Zine
通常価格
1600
円 (税込)※商品価格以外に別途送料がかかります。
商品紹介
非公開: 恐竜Tシャツ「スピノサウルス・トリケラトプス・プレシオサウルス」
商品紹介
関連情報