イラストの配色|カラーパレットについて
配色スタイルハンドブックという本を買いました。
絵を描いていく上でとても大切な
「配色」
なのですが、いつもここで悩みます。
油絵や抽象的な絵を描く時はいつも思いのままに色を選びながら、消したり足したりしながら整えていくのですが、デジタルで描いているときはそのパターンが無限にあるので悩みます。
海外の古いパッケージやポスターなんかをみると、どこか懐かしくて素敵な配色をみて感動したことがありませんか?あんな配色ができたらいいなぁと思っているうちに、素敵な配色ブックをみつけました。
購入に至ったきっかけ
・自分の配色センスが信じられない
・色の組み合わせにいつも悩む
・掲載されているカラーパレットのバリエーションが豊富
本の中身は、おしゃれな写真と豊富なカラーパレットでみているだけでも楽しいです。(写真はAmazonのイメージから。)
角丸四角の中に詰まった素敵な配色が全部かわいい!
これらの素敵な配色をみると、つくづく
「色は単体で捉えるものでなく、隣り合った色とその分量によって決まるんだな」
と思います。
例えば、黒と赤、同じ分量の色と、大きな黒の中にぽつんとある赤では印象が全然ちがいますよね。
このページでは、濃い青のソファに座っている女性と、テーブルの上に転がっているオレンジが紹介されています。
その下のパレットがあるのですが、ではテーブルの色が濃い青だったらオレンジはどんな風に引き立つのだろうという想像が広がり、そんな絵を描いてみたくなります。
娘と配色で遊んでみた。
それで早速昨日、学校から帰ってきた娘と
「どの配色が好き?」
と聞いて、その場で娘のスケッチをしました。
その時描いた絵は絵はこちら。
娘の背景には、水色を置いてみました。青系統が好きなので、何も考えずに絵を描くといつも青を選んでしまいます。
「配色スタイルハンドブック」を参考にしながら配色を選んでみた。
娘と私が選んだ配色はこちら。
なんだか、外国の絵本にでてくる雰囲気みたいにおしゃれになりました。
RGBとCMYK、どちらも数値が乗っているので入力するだけです。
ただ本に乗ってるカラーを当てはめてみただけなのに素敵です。
ピンク、青、黄色を一つの絵で使うというのが自分の発想には絶対にありえないので斬新でした。
他にもいろいろなカラーを試してみました↓
色の組み合わせだけでもこんなに雰囲気が変わるってすごいです。色の力ってすごいですね。
自力で配色すると、ここは目立たせたい、と思うところに単純に反対色を使ってみたり彩度をあげたりと貧弱な発想しかでないのです。。しかしこの本には何通りも上品な配色が乗っているのですぐに試したくなります。
というか、こんなことで楽しんでくれる娘も、ほんとうにいい子に成長したな〜と思います(親バカです!)
娘がこの本をみながら私に配色を提案してくれて、私がフォトショップでささっと配色する、こんな遊びで盛り上がれるなんてとても幸せです。
この本によって、自分ではできないような色の組み合わせをこれからも楽しんでいこうと思います。
いい本に巡り会えました!
非公開: 泳いで家に帰りたいzine2冊セット / All I want is to swim and go home Zine
通常価格
1600
円 (税込)※商品価格以外に別途送料がかかります。
商品紹介
非公開: 泳いで海に帰りたい / All I want is to swim and go home
商品紹介
非公開: The sea in Okinawa
商品紹介
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Kanako Okamoto
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