イラストレーターのTOEICに特化した英語勉強法
日本のイラストレーターがもっと世界で活躍すればいいのになぁと常日頃思っています。
目次
TwitterはじめSNSをみていると日本のイラストレーターのアップする作品が本当に素敵で素晴らしく、同じくみている世界中のイラストレーターの作品と見劣りしないどころか日本独自の文化の絵や、漫画やアニメなどのイラストって絶対海外で受けると思います!
なので私は心の底から日本のイラストレーターがもっと海外で活躍すればいいのに!といつも思っています。
日本のイラストレーターが世界進出のネックになっているのは間違いなく「英語」だと思うので、このブログを読むことによって、その壁を乗り越えて世界でも仕事を得る機会を得られることを願っています。
作品を発表したり、仕事をすすめるにあたってGoogle翻訳や、出回っているテンプレートは役に立ち、それだけでも全く問題ないと思うのですが、できれば海外の人がTwitterでつぶやいていることを直感的に理解したり、メールも型にはまった返信ではなくて気の利いたことを書けるようになればきっと楽しいはず。自分のアップした作品についたコメントに返信したり、そこからはじまる外国人との交流はとても楽しいですよ。
ここでは指標としてTOEICの点数を使って私がその点数ごとに感じた英語スキルの感想を公開したいと思います。
TOEICなんて就職とかで使うやつでしょーって私もはじめは思ってたんですが、スピーキングとライティングのバランスがよくて、やっぱり点数が上がるごとに自分の英語レベルが認識できるので便利です。
それから世に出回っている参考書やアプリもTOEICに特化したものが多くてよくできているんですね。いろいろ賛否ありますが、自分の英語レベルを図るのと英語勉強法としてTOEICを活用しています。
ちなみに私は留学経験も海外での長期滞在経験も全くありません。
私がTOEICの点数ごとに感じた英語スキルの感想
TOEIC 280点
5年前に初めて受験。
問題文自体の意味がわからずほぼ勘で解答。鉛筆転がして答えてたようなもの。試験時間2時間が辛すぎました。
勉強内容はオンライン英会話のみ。そこから得られたのは「(会話内容がわからなくても)笑顔でやり過ごす術」。
しかし会話の流れの中で空気感を掴む練習はできたのかもしれない。(これわりと重要)
TOEIC 460点
必要に迫られてマンツーマンの英語塾入会。素晴らしい先生に出会って毎日シャドーイングの音声をLINE録音で添削してもらう。「シャドーイング」という概念を初めて知る。ただ聞いても「自分でそっくりその言葉を発音できるようにならないとわかったことにはならない」という単純なことを知らずにいました。素晴らしい先生は、発音をできるまでやる、発音できなかったら速度を落とすアプリを使って音声をゆっくり流して発音するという手法を教えてくれました。ひたすら「音」に耳を澄ます一年だった。
この頃の勉強内容は、シャドーイング中心に単語帳と文法問題のテキストを受験生のように持ち歩き、スキマ時間でこなしていました。このときにmikanや、スタディサプリEnglish があったら私の肩こりは随分ましだったろう、テキスト全部だと相当な重量だったので。しかし勉強を続けた結果、本当に突然「英語がわかるようになった瞬間」を体験しました。それまでまったくわからなかった英語が突然聞き取れるようになりました。加えて、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア英語の違いがわかるようになったのも驚きでした。
TOEIC 580点
塾が楽しすぎて延長しました。「英語が伸びていく」感覚が身を持ってつかめ、もはや勉強を止めることが難しいくらいになりました。シャドーイングの「なりきり」がカラオケみたいで楽しい時期。
TOEIC 660点
しばらく自主勉強してから塾に入り直すが新しい先生と相性があわず(一生懸命してくれたと思う!)、そこからひたすら一人で勉強しましたが、よい教材に出会えず少しスランプ気味。この頃TOEICを何度受けても同じような点数でした。
しかしNetflixは英語字幕付きならみれるようになったし、1年前の自分と比較すると英語のニュースなども読めてしまい、大きな事件などあると日米で報道のされ方が違ったりして、今までいかに偏った中で生きてきたかに唖然としたりしました。
TOEIC 690点(いまここ)
スマホ一台でTOEICの勉強全てができてしまう、スタディサプリEnglish を毎日基本生活ルーティンにいれるが、単語や文法もやらないといけないと思ってる。
外人の発信するSNSの内容がわかり、メールも会話も怖くなくなってる自分がいます。わからなかったりスピードがはやかったりするとちゃんと自分で指摘できるので、「笑顔でやり過ごす」術をあまり使わなくてもよくなりました。今後の目標は700点を超えて800点近くまで行きたいです。あと、単語のスペルミスを直したい。
ちなみにTOEIC公式の示すガイドラインはこちら。
私のガイドラインとまぁまぁあってますね。
なので、イラストレーターが自発的に海外と仕事をしようと思うと大体TOEICで500点くらい必要だと思います。
次に英語初心者がTOEICで500点とるのに最速の方法を書いていこうと思います。
英語の勉強で一番大切なのはシャドーイングです。
シャドーイング(Shadowing)、またはスピーチ・シャドーイング(Speech Shadowing)とは、(イヤホンなどで)音声を聞いた後、即座に復唱する実験技術である。 言葉の聞き取りと発音の間の反応時間は254ミリ秒[1]から、150ミリ秒[2]までの短さになる。 これは、発声の音節の長さの遅れといえる。対象者はただ復唱するように指示されても、自動的に文法や意味を処理する。[1] シャドーイングで復唱される言葉の方が、単に音読する場合より、より口調などの模倣が忠実に行われる。[3]
Wikipediaより引用。
ようするに映画とかNetflixとかなんでもいいんですけど、音声からちょっと遅れて(0.5秒くらい)元の音通りに発音することです。
これがハマるとおもしろいし、本物そっくりに言おうとして何回も練習したり、それでも言えなくってアプリを使って音を減速させて練習したりするんですよ。それを録音して自分で聞いたり、先生に送って添削してもらったりします。
以前の私は英語のマンツーマン塾で高いお金を払って添削してもらっていたですが、今はスタディサプリTOEICや、 スタディサプリENGLISH(新日常英会話コース) についている機能の一つを使って練習しています。(当時はこんな便利なアプリがなかった。)
シャドーイングの効果
シャドーイングの効果はいろいろありますが、スピーキング、リスニング、ライティング、全ての力を底上げする最強の方法だと思っています。それに何よりカラオケみたいで正しい。
難をいえば、声を出すのが人にみられると恥ずかしいので場所の確保、、、私はガレージに止めた車の中でおもいっきりやったり、ちょっと怪しいですが歩きながらイヤホンでぶつぶついったり、あとはカフェとか。。
これを続けると、TOEICで500点くらいの時に体感した「急に英語がわかる感覚」が訪れますよ!
当たり前のことですが、聞いた音をそのまま正確に言うことができないうちはその言葉をわかったことにはならないんですね。
文字を読んでもその音がイメージできないので、シャドーイングはライティングにもとても有効です。
SNSで日本語でも「あ、この人怒ってるんだ」とか感情がわかるのと同じで、英語のコメント読んでも相手がどんな気持ちで話しているかが理解できるようになるんです。
なので、メールを書いたりするのも同じです。
シャドーイングで英語の壁を取り払い、積極的に世界へ
私の行っていた塾では3ヶ月でTOEICを劇的に伸ばす人がたくさんいました。けれど私は勉強には時間がかかり、理解もめちゃくちゃ遅いのでTOEIC伸ばすのには割と時間がかかりました。初心者の250点から550点くらいまでかかったのが、6ヶ月くらいでしょうか、その期間はめちゃくちゃ勉強しました!
なので半年あればTOEIC500点くらいはとれると思うので、今すぐシャドーイングによる英語の勉強をはじめるのはどうでしょうか?
ちなみに、
本気でお金をかけて勉強したいなら英語のパーソナルジム、
リーズナブルに勉強するならスタディサプリTOEIC、 スタディサプリENGLISH(新日常英会話コース)
これに加えてアウトプットでオンライン英会話をオススメします。
オンライン英会話は初期のころずーーーっと、それこそ5,6年とかやっていたのですが英語力を伸ばすことはできませんでした。インプットが何もないのに、「話す」ことだけしてても何も残らないんですね。もちろん残ったりこれで英語力向上する人もいるのでしょうけど私には向いていませんでした。
けれどアウトプットの場としては最高だと思うのでインプットの勉強をしっかりした上でのオンライン英会話はおすすめです。
数あるschoolの中でも私が強くオススメするのはネイティブキャンプです。
いろんな学校があるんですけど、「英会話がしたい」と思ってすぐに回線がつながるのはネイティブキャンプ だけだからです。
他の学校は、何日の何時に予約をとって、pcの前で電話かかってくるのがどきどきして私は苦手なので、速攻繋がるネイティブキャンプ は便利です。
もちろん毎回同じ先生にみてもらいたい、とかこの教材のこのコースでないとだめだっていう人はその他の学校でもいいかもですね。
ちなみにスタディサプリにはスタディサプリENGLISH パーソナルコーチプラン というのもあって、個人指導を受けるのも可能です。対面ではないんですけど、毎日メッセージが届いたり、電話で面接したり、一人でやるのとはやっぱり全然違います。
一日の中の勉強でどこをどの位やったかというデータは全部共有されるのでそれだけでも気合が入ります。
専用に勉強プランをたててくれたり、なんでも質問できたり、よいところはたくさんあるのですが、
「毎日checkしてくれて、報告しないといけない」
義務感からか、本当に勉強がはかどります。
何時間勉強したかとか、グラフも単元ごとに細かくよくできていて、効果音と一緒に「やりたくなる」がつまったアプリと専用のコーチ、これはほんとに最強だと思います。
私は、TOEICの試験を受けるぞ!と本気で頑張りたいときに何ヶ月か前から受講したりします。
英語のマンツーマン塾はとてもいいのですが、金額が高額すぎるので気になる人はスタディサプリENGLISH パーソナルコーチプラン7日間の無料体験してみるといいですね。
最後に
なんかいろいろごちゃごちゃ私の経験を述べましたが、言いたいことは以下の3点です。
・英語の壁を取り払ってイラストレーターは積極的に世界進出してほしい
・シャドーイングが楽しくて英語レベルを上げるのは最強の手段
・今はアプリがあるので勉強にお金がかからない
です、それでは!
関連情報
Kanako Okamoto
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