お正月
お正月
お正月は実家の京都に帰りました。
いろいろあるんですが、実家には泊まらずに両親には顔を見せる程度で、、といいつつおせちも食べてお酒も飲んですき焼きも食べた(おいしかった、涙)
雪景色の琵琶湖
年末は京都や滋賀にも雪が降りました。
しんしんと雪の降る琵琶湖、すごくきれいでした。赤とピンクの上着を着た子どもたちが遊んでいるのもかわいらしい。いつかこの写真で絵を描きたいな。
初詣
いつもいつも外国人旅行者で混んでる京都。
初詣はテレビでやってた大原の勝林院に行きたくて、途中まで車で向かったのですが雪が怖くて断念しました。
それで、多分なんども行ったであろう銀閣寺へ。
何度もいったことあるのかな、、記憶にはなかった。広大な庭園にぽつんと建っている金でも銀でもない質素な建物。紙と木でつくった扉がいきなり外壁だなんてすごすぎる。しかも長年そこに佇んで、丁寧に手を加えられながら創建当時のままそこに佇んでいる。
入り口で謎の砂場で子供がつくるようなでっかい砂でできたモニュメントに圧倒される。これ毎日作ってるんだろうな、すごい。
でもこれなに、ただの飾り?ちょっと現代アートみたいな、、
調べると向月台(こうげつだい)という、ここから月をみるときれいだということらしい。この形になったのは江戸時代後期ということ。
向月台と息子。
うんうん、これのちっさいやつよく砂場でつくってるよね。
さすがにめちゃくちゃ空いてました。誰かのガイドをしてる人の話に聞き耳をたてると、室町幕府八代将軍足利義政という人が月を見るためだけにこの屋敷をつくりたくて子供に政権を譲って建てたとか。
ちょっとだけウィキペディアで調べると、奥さん(日野富子)がめっちゃ怖い人で応仁の乱を引き起こすきっかけになり、義政は政治的にも精神的にも疲れ果てて趣味の世界に逃げたとかなんとか。なるほどなぁ、いろいろあるなぁ。
銀沙灘と向月台と銀閣寺。これらを踏まえて月をみるのだとか。見てみたいなぁ。
庭園はとても美しく、どこをとってみても風流でした。息子ははしゃぎすぎていました。
苔がとてもきれいなんだけど、こんなふうに生やそうと思ったらどうしたらいいんだろうか。雑草を丁寧に抜いて、水分を絶やさないようにするんだろうか。苔、ふわふわしてるし、とても美しい。
銀閣寺の帰りに寄ったお茶屋さんでぜんざいを。
高校生のときにはじめてバイトしたのが親戚の甘味屋さんで、京都の甘いものがとても懐かしいんですね。
バイト先で出してたぜんざいは、「粟ぜんざい」で、ひえあわの粟でつくったぜんざいでした。
銀閣寺のそばにあったとても美しい稲穂垣。ふわふわ。
帰り道にかわいいソフトクリームを見つけたので、同じように「舌だしてみて」とリクエスト、とそれに答える息子。
京都の思い出
しっとりと落ち着いて、独特の雰囲気がある京都。
でも京都の中心地で生まれ育った私はあんまりいい思い出がないんですね。
「逆さ箒」といわれるように、笑顔でお客さんを迎えておきながらはやく帰ってほしいと心の中では思っている、そんな雰囲気が昔から苦手でした。
私はあんまり空気を読むのが得意でないので、こういうのが苦手です。今はもうそんなこともないかもしれないですが、一見さんお断りのような排他的な風潮もなんだかなぁ。
今年も多種多様な人と関わって彩りのある一年になるといいな。コロナがはやく終わりますように!
今回の日記の写真は全部私の愛用するα6400で撮影、細かい設定はダカフェ日記の森さんを参照させていただいてます。
非公開: 調和の回廊
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Kanako Okamoto
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