営業や打ち合わせの際の名刺は複数枚あったほうがいいという話

こんにちは。イラストレーターの岡本かな子です。

昔から営業大好きなんですが、最近はコロナがきっかけで誰にも会わなくなってしまい、家族かオンライン英会話くらいしかしないので人との話し方を忘れてしまいそうです。。

とはいえコロナもワクチンによって収束しそうなので今のうちから営業戦略練っておきたいですよね。

今回は大切な営業ツールの一つである名刺について書いていきたいと思います。

私はwhooというところでいつも名刺をつくっています。

その中でもいろいろなサイズやデザイン、箔押しなどといった印刷方法も選べるのですが、Picsという商品は最大５０個まで自分の好きなイラストを印刷することができるのです。

５０個ってすごくないですか？

５０個全部違う印刷の名刺、いつかやってみたいですが今回私は５個のイラストを選んで印刷しました。

名刺を複数枚つくる理由

相手の方と初対面で会う営業や打ち合わせはやっぱり緊張します。

はじめに名刺交換からはじまると思うのですが、そこの時点でまず空気を和やかにしておきたいものです。

複数の絵柄の名刺を机の上に並べて、この名刺の中のどれがいいですか？という会話をいれることで「選べるんだ、どれにしようかな〜」と相手の方に選択の余地をもたせます。これもいいですね、こちらもいいですね、でもこれにしよう。。

と選んで頂いた名刺を渡します。

たったこれだけのことなんですが、なんとなく空気が柔らかくなってその後の会話がスムーズに進むんですね。

選んで頂いた絵の名刺に対して、「これはどこどこにいったときに描いた景色なんですよ。」というふうな話題をいれてもいいかもですね。

イラスト以外の職業にも

私がこの手法をはじめてみたのはイラスト以外のお仕事をしている方でした。

企業のPRの方だったのですが、何枚か違うデザインの名刺を持ち歩いていて、初対面の時に選べるようにしていらっしゃいました。

何枚かデザイン違いの名刺を机の上に並べて、「どれがいいですか？」と聞かれたのです。

初対面で緊張した空気が一瞬で柔らかくなった気がしました。そしてなぜデザイン違いの名刺が複数あるのか疑問だったので聞いてみたりしました。そこから話がはずんで、打ち合わせはとてもスムーズに運びました。

初対面の方との話ってとにかく何を話していいかわからないですよね。天気の話をするのはあまりにも平凡だし、他にあまり話すことが見つかりません。

それで私もこの方法をやってみよう、と思ったのです。

打ち合わせ前に、ちょっとした世間話をするってとても大事だと思います。

でもそこが長くなると失礼になってしまうかもしれないので、ほんの数分「ちょこっと」に抑えるべきです。

このちょっとしたなんでもない話、「雑談力」といいます。