子供のイラストを描くのが好きな理由

子供のイラストを描くのが好きです。

理由はやっぱり子供が二人いて、観察対象がどうしてもこの人たちになってしまうからです。

特に二度目の子育てははじめての子供と違ってゆっくりと落ち着いて、最初のこどもと比較しながらのんびり子育てできるのでその分観察眼もするどくなります。

二人目の子供はこんな私の精神状態を知ってなのか、トイレトレーニングも三才なのに全然進まず、涙。のんびりと育ってくれているようです。

子供のころの通学路は想像力の宝庫

私がずっと描いているモチーフのひとつに「通学路」があります。

学校から家まで帰る、ただ毎日繰り返す単純な道のりなのですが子供の眼差してみると毎回新鮮で新しい遊び場にようです。

毎日やっているのに飽きずに白線の上を歩いて帰るとか、落ちたらアウトとか、わざと細い石段にのったり、ギリギリの花壇の塀を歩いたり。

娘が保育園のときはお母さんたちのちょっとした立ち話の間に、チョークで道に壮大な絵を描いて驚かせてくれました。

なので、通学路って無限大の想像力を秘めた宝物の通路のような気がするんですね。

私が子供の頃してた遊び

大人になってから自分の通学路を歩いてみると全然思い出と違うのですが、当時は背も低かったこともあり、空は大きく広がって、時間は無限にゆっくりと流れていたように感じました。

なので、めちゃくちゃ無駄なことばかりしていました。

自動車が通るたびにナンバーをチェックして、明日の運勢を占ったり、虫を捕まえたり、溝に入ったりとか。。

しょうもないゴミみたいなものも喜んで拾って、友達と自慢しあったり。。

でも、あの頃の子供時代のゆっくりと流れる時間って、いつまで経っても心の宝物ですよね。

娘も息子も、無駄なことたくさん経験して大人になってほしいです。（私はおとなになっても無駄なことばっかりしてますけど。。）

これからも想像力豊かな子供をよく観察してイラストを描いていこうと思っています。