花と少女の切り絵

最近よく、三才の息子が保育園の帰り道でお花を積んできてくれるのですが、そういえば今思春期真っ只中の娘もよく保育園の帰りにいろんなものをくれたなぁと思い出しました。

娘が通っていた保育園は都心ではめずらしく、園庭に様々な木が生えている保育園で、季節ごとにいろんな実がなるたびにポケットをパンパンにして帰ってきました。

たくさんのどんぐりを毎日くれるのはいいのですが、しばらく瓶にためておいてこっそりバレずに捨てるのが何気に面倒でした、笑。

この切り絵は、そんな娘の小さなころを思い出して描いた（切った）ものです。

SNS三人展

ムラタハリコちゃんと、わたべめぐみちゃんと、毎回月替りでテーマを決めて三人のInstagramやツイッターにイラストを投稿しているのですが、今回の貼り絵もその一環です。

イラストレーターってそもそもフリーランスで孤独で、一人作業なのでこの会があることに本当に感謝しています。

仕事上で困ったことや、新作の絵いついてどう思う？とか、コンペの情報などイラスト周りのことで聞きたいことがあったらすぐに三人の掲示板に投げかけます。みんな時間のあるときに質問に答えたりアドバイスしたり、このゆるやかなつながりがとても心地よくてもう１０年以上も続いています。

あんまり多くの人とは繋がりたくないし、二人だと対立を生む可能性があるし、三人というのがちょうどいいのです。

私は三人の中で一番大雑把で、忘れやすく、飽きやすく、真面目でこつこつきっちりやるお二人とは対象的です、汗。

でもずっと仲間に入れてもらってるのでとても感謝しています。コロナ前は月に一回お茶会と称してリアルミーティングをしていましたが、最近はzoomで作業ミーティングしたりして掲示板以外でも話す機会をつくっています。

イラストレーターのモチベーション

一人でできる人はほんとにすごいなぁと思いますが、私にはできません。

ダイエットでも、勉強でも、イラストでも何人かで目標を決めてやると自分の能力以上にできることがあります。

イラストの三人グループがなかったらこんなにたくさんオリジナルの絵を描くのは不可能だったし、新しい手法を試したりすることもなく、たんたんと同じような絵を同じ手法で描いていたと思います。それでは何の発展もなくおもしろいこともないですね。

ムラタハリコちゃんが、イラストからハリコをつくるようになったり、わたべめぐみちゃんがデジタルで繊細な水彩画を描くようになったのがとても刺激的で、私もなにか新しいことをしてみたいと思いました。

私達が出会ったのは福井先生の教室を通じてなのですが、もしもイラストレーターを目指す人がこの記事を読んでいたら仲間を持つ、ということもイラストを描く上で重要なモチベーションなのでおすすめです。