イラストレーター 岡本かな子 略歴
イラストレーター 岡本かな子 略歴
Profileページにも書きましたが、ブログのページにも略歴があるといいということでつくってみました。
Kanako Okamoto / 岡本かな子
本当の名前の漢字は「神菜子」、といいます。神無月に生まれたので両親が無邪気にこんな漢字をつけました。
しかし名前に「神」が入ってるなんてドラゴンボールみたいだし、仰々しいのでひらがなにしていますが、今度は岡本太郎のお母さんである岡本かの子と一字違いなのでまたちょっと偉そうになってしまいました。
名前負けしないようにがんばります。
1976年京都生まれ関西学院大学経済学部卒業。
2009年、F-school of Illustrationに入門し、イラストレーターを志す。
2012年、木内達朗氏のPEN STILL WRITES参加。
2013年ペーターズギャラリーコンペ、寺田克也賞受賞。
大学は経済学部ですが、在学中に在籍していた写真部で文学美術系の友人との交流から絵画や芸術に興味を持ち始め、最初の勤め先である印刷会社に通いながら桑沢デザイン研究所の夜間部に通いました。
桑沢では夜間部ということもあり、働きながら通っている人やセカンドキャリアを目指している人などちょっと変わった人が多く、非常に濃い二年間を過ごしました。ここで出会った友人たちは今に至るまでずっと宝物のようなもので、頻繁に会ったりはしませんがたまに会うと心の拠り所のようなほっとした気持ちになれる素敵な友人たちです。
2009年、最初の子供を出産してまもなくどうしてもイラストレーターになりたかったので福井先生の教室の扉を叩きました。
福井先生という大御所のイラストレーターさんのもとで学んだエキサイティングな日々を経て、これまた世界で活躍するイラストレーター界の巨匠である木内達朗さんのアトリエ(ペンスチといいます。)にあつかましくも在籍させてもらうことになります。
そこで机が隣だったのが、大先輩のヒロミチイトさんでした。
ペンスチ在籍時には、世界で活躍するYUKO SHIMIZUさんがいらっしゃったり、寺田克也さんともお知り合いになることができました。
27才でデッサンをはじめて、31才くらいでイラストレーターを志したのに、そこから今まで本当に類まれな経験をしたなぁと略歴を書いていて思います。私は全然すごくないのですが、「会いたい!」と思う人に素直に会いにいくと案外と扉が開かれ、何も知らない私にみなさんとても親切にしてくださいました。
だから私の一番の強みは「会いたい」と思う人に会いにいける自分の内側にある強い人への興味と好奇心だと思っています。
イラストレーターさんだけでなく、デザイナーやアートディレクター、編集さんなど様々な人に会いにいき運良くお仕事をもらうこともできました。
クーリエ・ジャポンでは私がシングルマザーで民泊をはじめた経験を記事として書く仕事もさせていただきました。
岡本かな子 個展
2009年「Fの放課後」ギャラリーハウスMAYA
2014年「Hide and Seek」ギャラリーハウスMAYA
2020年「泳いで家に帰りたい」ギャラリーハウスMAYA
個展はいつも外苑前のギャラリーハウスMAYAさんで4年に一回くらいさせて頂いています。オリンピックかよ!
初めてMAYAさんで個展をするとき、震える手でいくつかの作品を持っていてこれらで個展をさせてくださいとお願いしたのを昨日のように覚えています。個展にふらりとくる編集さんからたまたま大きなお仕事を貰えることになったり、ここから私のキャリアがはじまったような気がします。
しかし2022年は初めての絵本を出版しますので例外的に二年に一度個展をします。
グループ展もいろいろやっていたのですが近年では全くお誘いが来なくなりました。なんでだろう、一緒にやるとめんどくさいやつ、、と思われているのかもしれません。誰か私をグループ展に誘ってください!笑
主な仕事など
井上荒野「もう二度と食べたくないあまいもの」装画(2009年)
鏑木蓮「憎まれ天使」京都新聞連載挿絵(2011年)
進研ゼミ+高校講座 英語、数学、英語表紙(2016年)
Airbnbおもてなしキット一式(2017年)
上野科学博物館での昆虫展壁画(2018年)
株式会社 ギンザのサヱグサ ブランドブックイメージ(2019年)
UNIQLO Sustainability THE POWER OF CLOTHING「服の旅先」(2020年)など装画、挿絵、広告多数。
新聞連載、週刊連載、月間文芸連載での経験や、雑誌や広告、単行本文庫本表紙と媒体の違ったお仕事、美術館の壁画など幅広い分野でお仕事させて頂いています。
近年絵以外の仕事である民泊業に注力しだしてからは文章を書く仕事や古民家を改築して宿泊施設経営業務、2007年と2018年に出産した年の差姉弟の育児に奮闘しています。
民泊・レンタルスペース「はるのや」の経営もしています。
私の絵のテーマは、「水」「木漏れ日」「子供」です。
これからも絵を通していろいろな人と関わりながらお仕事をしていけたらとても幸せと考えております。
また、子供の絵を描くのが大好きなので個人のお客様のご自宅やプレゼントとしての制作依頼もお受けしています。
恐竜Tシャツの制作は当初恐竜好きの息子のためでしたが、最近はライフワークと感じています。
関連情報
Kanako Okamoto
Hello! I'm freelance illustrator based in Tokyo.
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屋号 | SpringRoll / Kanako Okamoto |
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10時~17時 定休日:土日祝日 |
info@kanokookamoto.jp |