41歳で高齢出産した私の話|11歳年の差の姉弟の様子
41歳で高齢出産した私の話-11歳年の差の姉弟の様子
こんにちは、イラストレーターの岡本かな子です。
本日は私の11歳離れた歳の差&高齢出産のお話をしたいと思います。最初の子供を生んでからシングルマザーになったり、二回目もちゃんと結婚してなかったりで、私の妊娠出産はいつでもいばらの道だったのですが、私の経験が誰かの助けになるといいなと思って書いてみます。
私は30歳で最初の子供を産み、41歳で第二子を産みました。
30歳で子供を出産した瞬間に「第二子がほしい!」と思い続けていたのですが、34歳の時に離婚してしまい、その夢が絶たれてしまいました。その後新しいパートナーと出会ってからも第二子を望みましたが、自分で「40歳まで」と期限を決めていました。
なぜ40歳か
高齢出産についてなんの知識もなかったのですが、なんとなく自分で「40歳をすぎると高齢出産になり、胎児と母体へのリスクが高くなる」と思い込んでいました。
また、30歳で妊娠できたのですが、妊娠するまでに何年もかかったので勝手に自分は「妊娠しにくい体質」だと思っていました。
41歳で妊娠が判明
なので、40歳をすぎて妊娠がかなわなくなったとわかった瞬間、私は一生一人の娘とシングルマザーとして生きていこう!と決断していました。
41歳で妊娠していることがわかったのは、セブ島で娘と英語留学をしている最中でした。
セブ島で英語留学とプール遊びを楽しんでいるときに妊娠が判明しました。
この旅行は娘の誕生日祝いも兼ねての春休みのバカンスでした。
妊娠が判明したときの複雑な思い
「一生シングルで!」と決断したばかりの頃だったので、この事件はかなり私の心を揺さぶり、いろいろな不安が巡ってきました。
一番は赤ちゃんの先天的異常のリスクが高くなるのではないか、でした。
このことはいろいろと調べたりしているうちに、出産前にわかる検査をすることもできたのですが結局はやめてしまいました。
また周囲の反応がとても助けになりました。
シングルマザーであることも高齢であることも、いろんな心配ごとがあるだろうけれども赤ちゃんは幸せを持ってやってきてくれるよ、と少ないながら相談した友人たちは決断を促してくれました。誰ひとりとして「高齢だから出産をあきらめた方がいい」などという人はいませんでした。
今から考えると私だってこの状況の人になら、この友人たちと同じことをいったと思うのですが、すでに初期のつわりの症状が出始め、ホルモンバランスの変化で必要以上にナーバスになっていた私にとってはありがたい言葉でした。
また2つ目の不安として、娘が11歳だったので娘と赤ちゃんの大きな年の差が気になりました。娘とこれから生まれてくる赤ちゃんがどんな風な関係になるのか想像が全く想像できませんでした。今まで一番に娘のことを考えて生きて来たので、これからどんな風な生活になるのか全く予想できませんでした。
ものすごく辛かった妊娠期間中
当たり前ですが、30歳と40歳の妊娠は全く違って想像を絶するものでした。。。
辛い辛い悪阻はほとんど全期間続き、加えて妊娠後期にはお腹が大きくなりすぎてベットに横たわることが難しく、座りながらでないと眠れい日々でした。
常に食べ物を食べていたい、と思ったり、急に吐きたくなったり。食べ物への執着がすごくて一日中考えるのは次の食事のことでした。(そしてものすごく太ってしまいました、涙)
妊娠後、最悪に太ってしまった後にしたダイエットはこちら。
一番つらかったのが大きくなった子宮に泌尿器が圧迫されるのですぐにトイレに行きたくなることです。
横になれないことに加えて、トイレにも頻繁に行かなくてはいけなかった妊娠後期は全然寝れなかったと記憶しています。。夜中に足がつる現象もよくありました。いろいろな理由で妊婦は足がつるらしいのですが、30代の妊娠ではこんなこと経験しませんでした。
それから一日中とにかく、「気持ちが悪い」
そんな症状をお医者さんに報告すると、
「お母さんの元気を全部奪ってしまうなんて、どんなエネルギーの塊がはいっているんだろうね。」
といわれました。エネルギーの塊がお腹の中にいる、そんな言葉を聞いてしんどい分だけ赤ちゃんは元気なんだ、と思うことで妊娠をがんばろうと思いました。そして生まれた子は本当にパワフルでした。
とにかく40代の妊娠は30代とは別物で想像を絶する辛さでした。
41歳での出産
初めての姉弟写真。
私自身が一人っ子で育ったので、人生のいろいろな場面で「姉弟がいたらよかった。」と思うことがたくさんありました。また両親は共働きだったので孤独を感じることの多い幼少期を過ごしました。
娘にはこんな思いをさせたくないとずっとずっと思っていたことが叶った瞬間です!妊娠期間がつらすぎたのでこの写真を撮りながら涙腺が崩壊していました、涙!
11歳年下の弟の面倒をよく見てくれる姉
11歳という年の差があるので、どんな感じの姉弟になるのか想像できませんでした。
お姉ちゃんは可愛がってくれるだろうか、ジェラシーを感じるだろうか、面倒くさいと思うだろうか、いろいろな不安がありました。
しかし蓋をあけてみるとミルク、おむつ、寝かしつけまで全部やってくれる「小さなお母さん」のようなお姉ちゃんでした。(娘、ほんとに偉い)
なんでもやってくれる頼りになるお姉ちゃんの様子。
弟がかわいくってしょうがないお姉ちゃんの様子。
生む前は二人の関係性と娘の反応が気になってしょうがなかったので、まさに「案ずるより産むが易し」でした。
40歳を過ぎての妊娠出産は想像を絶する辛さでしたが、それをかき消すくらいにみんなに幸せを持ってきてくれた赤ちゃんに感謝です。
愛しい年の差姉弟を日々描いてるスケッチはこちら↓
高齢出産と年の差姉弟の出産について迷っている方がこの記事を通じてなんらかの参考にしていただければうれしいです。
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Kanako Okamoto
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